エンジニアがIT業界で独立する前に作っておくべきものとしてまず挙げられるのは、クレジットカードだ。電子マネーやQRコード決済なども導入が進み、キャッシュレス化が進んでいるのが現状である。
IT業界での業務でもクレジットカードによる支払いは使いやすい。業務委託をするときにも決済サービスを利用して支払いをしたり、クラウドソーシングを利用して電子決済をしたりする際にクレジットカードがあると便利だ。
しかし、エンジニアは独立してしまうと新規発行が難しくなる場合が多い。フリーランスでは収入が安定しないと見なされやすく、十分な収入を安定して手に入れられる状況になってようやく新規発行ができるというのが通例だ。
独立後になると新規発行が難しくなるが、独立前なら会社員の身分なので発酵してもらうのは簡単である。クレジットカードは一度手に入れて使っていればクレジットヒストリーができるため、独立してもすぐに使えなくなってしまうことはない。
独立するときにクレジットカードを持っていると、支払いのタイミングを遅らせることができるのが魅力的だ。仕事を請け負うときには後払いのケースが多いため、業務委託や資材の購入をするときには支払いのタイミングをできるだけ遅らせるのが望ましいのである。
また、クレジットカードは資金管理をするのにも役に立つアイテムとして活用されている。経理を簡略化するためのツールになるので手に入れて活用していこう。